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Day after 42


もう随分と時間が過ぎてしまったが、歴史的記録として載せておきたい。


福島第一原発事故関係
本日午前零時をもって福島第一原発から半径20キロメートル以内を警戒区域に設定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110422-00000001-jij-pol

警戒区域に設定=住民、数日中に一時帰宅―原発20キロ圏     時事通信 4月22日(金)0時18分配信


東京電力福島第1原発福島県大熊町双葉町)の半径20キロ圏に位置する福島県の9市町村は22日午前0時、同圏内を「警戒区域」に設定した。住民らの立ち入りを禁じ、域内にとどまった場合、各市町村長は退去を命じることができる。また政府は、警戒区域の住民の一時帰宅について、第1原発から3キロ圏を除いて数日中に始める方針だ。
 警戒区域の対象は大熊町双葉町富岡町の全域と、南相馬市田村市浪江町楢葉町川内村葛尾村のそれぞれ一部で、域内の人口は約7万8000人(約2万7000世帯)。従来の避難指示より強制力が強く、違反者は10万円以下の罰金などが科される。
 避難生活を送っている住民が自宅に貴重品を取りに戻るケースなどが後を絶たず、防犯上の効果も期待し、県が国に設定を要請。これを受け、菅直人首相が災害対策基本法に基づき、21日に各市町村長に指示した。
 また、福島第2原発から10キロ圏の避難区域については8キロ圏に縮小。これにより8キロ圏は第1原発の20キロ圏に重なり、広野町楢葉町のそれぞれ一部が避難区域から外れた。
 一方、政府は21日、一時帰宅に関する「基本的な考え方」を公表した。それによると、第1原発の3キロ圏と毎時200マイクロシーベルトを超える高い放射線が測定された地域などは対象としない。安全対策についても規定し、(1)1世帯1人に限り、バスで集団行動する(2)防護服や雨がっぱなどを着用し、線量計やトランシーバーを携帯する(3)警戒区域から出る際に被ばく状況調査(スクリーニング)を行う(4)持ち出しは財布や通帳など必要最小限とし、在宅時間は最大2時間程度―とした。


東京電力管内での使用制限関係
大口需用家の節電目標は25% → 15%に緩和見込み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00001145-yom-bus_all

節電目標、15%に緩和…大企業・家庭一律に     読売新聞 4月22日(金)3時6分配信


政府は21日、今夏の電力不足対策で示していた最大使用電力の削減目標を、一律15%程度に緩和する方向で調整に入った。
 これまでは、大企業など大口需要家は昨夏のピーク時より25%程度、町工場など小口需要家は20%程度、家庭は15〜20%程度節電するよう求めていた。東京電力が夏の電力供給力を最大5500万キロ・ワット程度まで上積みできる見通しとなったためだ。
 東電は21日、政府に対し、15日発表段階の5200万キロ・ワットから300万キロ・ワット程度上積みした電力供給見通しを報告した。東日本大震災で運転休止中になっている火力発電所の復旧や、夜間に余剰電力で水をくみ上げて昼間に発電する揚水発電などで供給力が増えるメドがついたためだ。


昨年の真夏のピーク電力使用量を考えれば5500万キロワットの供給力は必要最低限かもしれないな。
問題は夏が始まるまでに5500万キロワットの供給力体制がホントに完成しているかどうかだな。
発電所がフル稼働でどうにかなんだろうけれど、大きなところが1箇所でもトラブったらこの緩和も意味をなさなくなる危惧は常に存在する。




スーパー、八百屋
北関東産のイチゴの価格が震災前の水準に戻りつつあり。
2パック300円とかの販売はなくなり、1パック200円に。
もう1パック150円の時代はなくなってしまったか、、、




千葉県産のほうれん草など出荷停止解除
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110422-00000098-jij-pol

千葉3市町の出荷制限を解除=ホウレンソウなど6品目―政府     時事通信 4月22日(金)17時3分配信


政府は22日、千葉県の旭市香取市多古町のホウレンソウなど野菜6品目の放射性物質が、3週連続で食品衛生法の暫定規制値を下回ったとして出荷制限を解除した。これにより、同県で出荷制限の対象となる農作物はなくなった。
 3市町のホウレンソウのほか、旭市チンゲンサイシュンギク、サンチュ、セロリ、パセリが解除対象。いずれも規制値を上回る放射性物質が検出されたとして、政府が4日に千葉県知事に対して出荷制限を指示していた。


今の政府発表だと信憑性に欠けるよなぁ(笑)
統一地方選後半戦の投票日目前にして安全宣言!出荷停止解除!を連呼しているようにも聞こえる。
結局、一般消費者にとってはそれが仮に規定値を超えるものであっても信頼のある店頭で普通に販売されていれば買ってしまうのだろうな。
ある意味、怖いものだな。