現在時刻:19時04分

今朝の通勤時に目撃した光景
道路の真中で横たわる猫。雪の降った翌朝で、どう考えても寒いはずなのに日差しも当たらないような所で寝転がっているわけもなく、近づいて見ると眼を見開いたまま死んでいた・・・・
車にはねられたのか、それとも他の要因があったのかまでは分からないが、パッと見た目外傷は見当たらず、血は流れていなかった。
その死骸から少し離れたところから他の猫の鳴き声が聞こえる。多分、声をかけているんだろうけれど、車の通りもそこそこ多い朝の通勤時間帯
そばに駆け寄ることも出来ないだろうに・・・・
死骸の猫に腹の中で黙祷を捧げながらオレは会社へと向かった。


都会の人間でも孤独死なんて今では日常的だろうが、猫同士であっても死んだものに声を掛け続けられたのはある意味幸せだったのかもなと・・・・
本日の仕事を終え、帰宅する時にはすでにその死骸はなかった。人間社会にとって交通に支障があるので、動物の死骸という名の“ゴミ”として撤去されたんだろうな、きっと・・・・
成仏されていればいいけどな、、、、