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Day after 24


福島第1原発事故
背に腹は代えられないということで本来厳重に管理しなければならない低レベル放射能汚染水(低レベルといえど規制基準の100倍)1万1千500トンを海に放出へ。
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-04X060/1.htm

低レベル汚染水、海へ放出=1万1500トン―高濃度水の保管先確保・東電     2011年4月4日(月)20時0分配信 時事通信


東京電力は4日、福島第1原発2号機タービン建屋にたまっている高濃度の放射能汚染水の貯蔵先を確保するため、集中廃棄物処理施設内などで貯蔵中の低レベル汚染水を海に放出した。計約1万1500トンを約5日間かけて放出する。
 原子炉等規制法に基づく応急措置。東電の松本純原子力・立地本部長代理は「人体に影響はないと考えられるが、誠に申し訳ない」と謝罪した。
 東電によると、放出される汚染水は集中廃棄物処理施設に貯蔵中の計約1万トンと5、6号機の「サブドレンピット」と呼ばれる施設にある地下水約1500トン。放射能濃度は国が定める濃度限度の約100倍という。
 放出後に周辺海域の魚類や海草類を毎日食べ続けた場合、成人が受ける放射線量は年間約0.6ミリシーベルト。一般人が浴びてもよい人工放射線の年間1ミリシーベルトや、自然界から受ける同2.4ミリシーベルトを下回るという。
 東電は、2号機タービン建屋地下の汚染水が、毎時1000ミリシーベルト以上と極めて高い放射線量だったため、保管先の選定を最優先した。復水器への移動などに時間がかかることもあり、集中廃棄物処理施設への貯蔵を決めた。


海洋生物の状況
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2011040401001011/1.htm

コウナゴから高濃度ヨウ素     2011年4月4日(月)20時18分配信 共同通信


茨城県北茨城市の平潟漁協は4日、同市沖で1日に採取したコウナゴ(イカナゴ)から、1キログラム当たり4080ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたことを明らかにした。ヨウ素の暫定基準値は根菜、芋類を除く野菜類が2千ベクレルと定められているが、魚類については基準値がない。厚生労働省は4日、茨城県側に食用にしないよう要請。新たに基準値を定める方向で検討を始めた。厚労省は「放射性ヨウ素は魚に蓄積されず、暫定基準値は必要ないという原子力安全委員会の見解を覆す結果だ」としている。平潟漁協によると、コウナゴは水揚げする漁港が被災したため、当面は漁の予定はないという。引き続き魚種を変えて検査していく方針。コウナゴからは放射性ヨウ素のほか、1キログラム当たり500ベクレルとの暫定基準値が定められている放射性セシウムのうち、セシウム134が250ベクレル、同137が197ベクレル検出された。


少なくとも放射能汚染水を海に垂れ流し続けている限り、当分の間は茨城県や千葉県の沿岸および沖合いで獲れた魚は食えないな、、、
生は当然、煮ても焼いても残留放射性物質は変わらないんだし。。。
国(政府)や経済産業省原子力安全委員会などが公表する「直ちに人体に影響する値ではない」という定例文は全く信用に値しない。どんどん胡散臭くなっていく。
公表する野菜など一つ一つの値は基準を下回っていても、人間が食するTOTAL的な数値等は全く公表していない。これがまずおかしい。
発表すれば首都圏はパニックになるからか?、それとも汚染地域での生産者に対する賠償額がさらに高くつくからなのか?
どちらにせよ公表していないが最後は「自己責任」ってことになるんだろうな(苦笑)
問題の原発から20キロ以上30キロ以内の住人に自主避難を呼びかけているのと同等という感じかも。
結果、後にしんどい思いをするのも自分、掛かった医療費の自己負担も自分持ちなんだし。。。
30キロメートルを越える地域に住む人間が食で被ばくし、何かしらの変調があっても誰も保障はしてくれないだろうな。今回の「人災的放射能公害」は・・・
ちなみに今年はその沿岸の海水浴場もかなり危険かもね。
海流で拡散されているとはいえ、やはり人体に有害なのは当然のことだし。。。




計画停電
しばらく実施されない模様
東京電力管内での電力供給力が4000万キロワットに増えることも回避の要因らしい。
しかし夏場の電力需要を考えれば全くの供給不足。
TDLがGWまでに再開するような話もチラホラ。
果たしてどうなるかな?




仮設住宅の競争倍率
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/yomiuri-20110404-00902/1.htm

仮設住宅36戸、入居希望32倍超の1160件     2011年4月4日(月)19時53分配信 読売新聞 


震災被災地で初めて完成した岩手県陸前高田市仮設住宅36戸の入居希望申請が、4日締め切られ、申請受付数は1160件で32倍超の高倍率となった。
 5日に抽選を行い、10日頃から入居が始まる。
 仮設住宅は、避難所になっている市立第一中の敷地内に県が建設し、市に移管された。市は36戸の完成に「つらい毎日を送る被災者の生活再建の第一歩に」と期待する。ただ、高倍率にあきらめ顔の入居希望者も。避難所で暮らす男性(75)は「宝くじに当たるようなもの。全然期待していない」と話した。
 同市内では約4000世帯が被災し、市は4000戸の仮設住宅建設を県に要望。戸羽太市長は「夏頃までにはすべて完成させてほしい」と話す。しかし、県が今後着工を計画する仮設住宅は今のところ約2900戸で、大半はスケジュールがまだ具体化していない。


倍率32倍程度なら別に・・・
って思うオレはヘンなのか?
東京都に住んでいると都営住宅(団地)の募集を年4回定期的に実施されているが、オレが申し込みをするエリアは競争率がいつも100倍を楽に超える。酷い時は400倍近くになる。
http://www.to-kousya.or.jp/toeibosyu/index.html
別にブランドエリア(千代田区中央区、港区、渋谷区)をエントリーしているわけではないのだが、、、
これまで旧住宅都市整備公団などの物件にも申し込んだことがあるがすべて落選している。これで何回目だろうというか、何年掛かっているだろうというレベル(号泣)
単身者には倍率優遇制度がないため常にガチな競争になってしまう。
外れるたびに泣きたくなるのは単に被災者だけではない!