現在時刻:16時01分

先日夕方18時半に、近所のコンビニに行った際、入口で後ろから走ってきた子供(保育園年長ぐらい)に体当たりを食らい、杖を払われるような形となってバランスを崩し、身体を支えようととっさに手を伸ばすが何もなく、そのまま商品置き場の大量の傘の中に倒れこむ。
その際、わき腹に傘が直撃し、1年前に手術した箇所に命中。激痛のあまり起き上がれず、床上でのた打ち回る羽目に。
店員が次々やってきて囲み、「大丈夫ですか」とか、オレの状況から判断したのか「救急車呼びましょうか」と声をかけてくるが、答えられる状況ではなく・・・
15分ほど経ってようやく少し話せるような状況にはなったが、痛みは早々に引くものではなく、店長が「救急車呼びましょうか」と再度話しかけてくるが、相手が子供であろうが第三者行為による怪我では交通事故やケンカと同じ扱いで、健康保険証は使えず、全額自費になることを知っているオレは断る。第一、医療費は誰が支払うのか?
ましてオレの身体には脊髄刺激装置が埋め込まれている。医療費は馬鹿にならず、入院すれば装置が入っているだけで数百万円はする。救急車で運ばれても行き先によってはたらいまわしにされるのがオチということや、たとえ運よく、脳神経外科のある救急病院に運ばれたとしても、その時間帯では通常医師は当直体制になっていて、脳外科で刺激装置の取扱いの知識や手術の経験のある医者に巡り合えなければさらに苦しむことになるのはオレ自身だけだということも知っている。
何年か前に小学5年生が自転車で坂道を下り、スピードが出ていたため止まりきれずに老婆をはねて被害者側から裁判を起こされて、加害者の子供の母親に約9500万円の支払いの判決が出たのを知っている。
色々な知識が頭の中を駆け巡るが、オレが出した決断は「自宅に帰る」だった。入院生活に嫌気が差しているのも大きな理由の一つ。
店長付き添いの元、なんとか自力で部屋にたどり着いたオレは即状況確認。倒れた際、コンビニ店内でもすぐに傷のあるところを確認したが、打ち身程度の場合は腫れや内出血などの症状がすぐには出ないことが多い。痛みの状況から装置の入っている位置が少しずれた可能性があった。それだけでも腹をナイフで刺される程度の痛みが発生する。しかし事故から30分経過した時点でも内出血などの症状は出ておらず、多少は安堵した。機器自体も正常に作動しているようだった。
ただ、倒れた際、背中も打っていたようで、4時間ほど経ってから背中に痛み。仕方がないので冷感湿布を冷蔵庫から取り出し、なんとか患部に貼り付け。患部が埋め込んだ電極の上端だった。もしかして位置がちょっとずれたかな?と。
そんな状況が2日間続いた。
今現在、なんとか回復している。非常に危なかったな、、、


これがオレではなく、カネの亡者のような老人や障がい者だったら大した怪我をしてなくても大騒ぎを起こし、治療費はもちろん、慰謝料をせびっていただろうなと・・・(苦笑)
事故現場がコンビニ入口だし、防犯カメラにその一部終始が収められていただろうから証拠には十分だ。時間帯も客が多いときだったしな。
加害者側の母親は事故直後は口では謝罪していたが、その後は全く謝罪はないし、来ない。。。
もちろん、医療費などお金は1銭も払っていない。
あ〜あ、被害者側がなにも言わなければこれが現実なんやねと・・・


その事故以来、オレは夕方の時間帯というか、子供が普通に居そうな時間帯にはコンビニに行くのを止めた。
自己防衛できるのはそのくらいしか手段がないからなぁ、、、