現在時刻:午前6時38分

現代日本の仮想敵国(対抗部隊甲)が旧ソ連から中華人民共和国北朝鮮に変わって随分と経つが、一般国民には知らされていない水面下では熾烈な我慢比べが行なわれており、航空自衛隊のアラート待機はともかく、海上自衛隊北朝鮮弾道ミサイル常時警戒監視任務のため、イージス艦が臨戦態勢で任務にあたっている。
現在海上自衛隊保有するイージス艦は6隻だが、弾道ミサイル迎撃が可能な艦は4隻しかない。そのうち2隻が常時監視任務にあたっているのだが、そういう緊迫した状況下で海自全体としてもプレッシャーやその他の事情で耐え切れない隊員も出てくる。最近やたらと目にする記事だが、自衛隊員の自殺率は一般よりかなり高いと言われている。閉塞した狭い空間での緊張の連続にあれば余程タフでないと厳しいのかもしれない。


https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-20170408-50095/

海自の護衛艦内、自衛官が拳銃で自殺未遂
2017年04月08日 21時49分 読売新聞


8日午前5時頃、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)に停泊中の護衛艦「たかなみ」内で、20歳代の男性幹部自衛官が腹から血を流して倒れているのを、当直員が見つけた。
 男性は病院に運ばれ、命に別条はなかった。近くに拳銃が放置されていたことから、男性が自ら腹を撃って自殺を図ったとみられ、海自では事故調査委員会を設置して詳しく調べている。
 海自によると、拳銃は通常、艦内の鍵のかかったケースで保管されている。また、関係者によると、海自では今月、護衛艦「いなづま」内で男性隊員が首をつって自殺し、同「てるづき」内でも男性隊員が手首を切る自殺未遂が起きている。


旧海軍ではシゴキの厳しさから兵の自殺者が多かったと聞いたが、今はどうなんだろうな?
まぁ、イジメは普通に存在するらしいが・・・


尖閣諸島を巡る中国の執拗な嫌がらせの攻防戦の最前線にいる、海上保安庁の巡視船乗組員はそれ以上の過酷な環境下にあると思うのだが、隊員に何かあっても表に出せない事情がなんとなく予想できてしまう。。。
保全体の士気に関わるだろうしな、、、