現在時刻:午前7時24分

ダムのある肝心なところは少雨で、市街地などあまり降って欲しくないところが豪雨という今の関東地区のお天気情勢。
関東地方には台風18号が接近しているが、上陸の心配はなさそう。
しかし利根川水系上流地区はまとまった雨が降ってくれないと、これから少雨の季節になる関東にとってはせめて雨はください!と切実かもしれないな。
治水も大切だが、水亀としてのダムはやはり重要且つ切実なのかもしれないな、、、
自然との調和はもちろん大切だけどね。




昨日朝は尖閣諸島周辺で台湾の漁船船団40隻+巡視船12隻の日本領海内侵入。対する日本の海上保安庁巡視船約30隻との乱戦模様の進路妨害&放水の映像。
当事者としてはどちらも必死なのが分かる。ただ台湾漁船団の目的は尖閣諸島そのものが目的ではないのも分かる。彼らは食っていくための周辺海域での漁場権利の主張のため。
キチンと話し合いを行えば折り合いがつきそうだが、日本の漁業者も黙ってはいないわな。主張を繰り返すばかりでは何の解決にも至らず、さらに混乱を招く。
ただ映像を見ていて思ったことだが、乱戦ではあるが割合おとなしい感じもした。これが北方領土海域の漁場争いだったら確実にロシアの警備艇から機関砲の銃撃を受け、拿捕されるのは明白。鉛弾が飛んでこないだけかなりマシってことになるのかな?
台湾の巡視船からの放水は射程も短いし、威力(水圧)もわざと弱くしているのか?日本の巡視船にまで届いていないのが多かったような気がした。
隻数では負けている日本の巡視船からの放水はかなり的を得たような当て方をしていたけどね。
まだ海水温が高い季節だからびしょ濡れになっても風邪を引くほどではないかも?(笑)


最近の日本周辺海域の領土問題はリアルタイムで情報が入ってくるし、一般の国民にも広く知れ渡るようになってきた。
自国の領土領海防衛を米国(米軍)頼みでいいのか?も考えさせられる。
日本にあるバックアップはまさしく米軍なわけだが、やはり日本単独でも手を出すとタダではすまないぞ!と思わせる威圧も十分必要と思うのだがどうだろうか?
もちろん海洋立国としての海上戦力の増強というハード面だけではなく、柔軟且つ大胆な戦略戦術を用いた情報戦ができる外交能力が問われているんだなとつくづく思う。
太平洋戦争を始めるとき、日本は当時仮想敵国であったアメリカの外交戦略&戦術にまんまとハマってしまい、軍人のムダに高いプライドのせいもあって戦争へと突き進んでいった過去があるだけにその過ちを反対に活かすことも必要になっているのではないのか?とも思える。
歴史から学ぶことは多いはずなんだけどな、、、
隣の大陸国の強さと脆さ。
モヤモヤとした感じではあるが、一般の国民でさえ気付いている部分はあると思う。そこをどう攻めていくかは外交手腕だよね。