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少子高齢化が進むこの国にあって、当面減ることはまずないと思うこと↓
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12198-93198/

生活保護世帯が過去最多、3か月ぶり増加

2017年06月07日 15時39分 TBS

 全国で生活保護を受けている世帯は今年3月の時点で164万世帯あまりと3か月ぶりに増加し、過去最多を更新したことがわかりました。
 厚生労働省によりますと、今年3月の時点で生活保護を受けている世帯は全国で164万1532世帯と、前の月から2588世帯増えました。増加は3か月ぶりで、統計を取り始めた1951年以降で最も多くなっています。
 世帯別では、「母子世帯」や「現役世代」が減少した一方、65歳以上の「高齢者世帯」が増加していて、85万5586世帯と全体の半数を超えています。
 このうち9割は単身世帯で、厚労省は、「身寄りがおらず、貯蓄や年金だけでは暮らせない1人暮らしの高齢者が増えている」と分析しています

民間企業の退職金制度も今ではポイント制で成績不良ならその年の退職金はゼロとなったりして、長く勤めればそれだけ多くもらえる時代でもなく、まして老後の生活補てんになるほどの額が出るわけでもなくなった。
今、70歳代以上の老人なら現役時代、出世していなくても勤続35年とかで数千万円の退職金が出ただろうし、年2回のボーナスも1回で100万円を超える額が出ていたが、現在はそんなものは夢物語である。同じ労働をしても収入は半分から3分の2に減ったし、むしろ労働内容は過去に2、3人で行なっていたものを1人で労働時間内に裁かなければ“できねぇ奴”“残業代稼ぎ”とレッテルがつく。そういう時代。
そして65歳から支給される厚生年金だが、オレの場合は昨年の通知到着時点で年金収納期間28年超でも月計算ではまだ10万円にも届かない額しか出ない。そこから当然のごとく健康保険料、介護保険料の天引きが待っている。家賃や医療費を考えれば手元に残る額は現生活保護費よりはるかに少なくなるのは目に見えている。よって今後、65歳以上の生活保護受給者はどんどん増えることになる。まともに働いてもまともな生活ができない、健康で文化的な最低限度の生活が厚生年金だけではまかなえないのだから、、、
年金制度が破綻の危機にあるとわかっていても国・役所は絶対本音を言えない。言ったらパニックになって暴動に発展する可能性だってあるからだ。そして現受給者にも重大な影響が及ぶ。支給額が右肩下がりになっていくしかないからだ。
憲法解釈の変更は第9条でよく行なわれているが、いずれは第25条にも及ぶだろうと考えている。もちろん国会議員にとっては自分たちの選挙の票集めに直結することだから、おいそれとはできないだろうが、「能力に応じて」の部分が強調されていくことになっていくだろうと思われる。
先の暗い日本だよなぁ〜。2020年の東京五輪に浮かれている頭の中がお花畑の人間には理解できないことだあろうけどな。アレは現実から国民の目をそらさせるイベントの一つに過ぎない。大部分の国民には自国開催だろうが他国で行なわれようがTVなどで見ているのだから関係ないはずなのにな。(苦笑)
考えれば考えるだけ虚しくなるわな、、、凹


でもまぁ、このマンガ↓を読むと、オレの場合は持っているモノのほとんどを処分しなければ支給されないことになるようだ。



一応現在発売されている5巻までは全部読んだ。読んで思ったことだが、生活保護受給決定者とギリギリのところで踏ん張って生きている人間との差は酷いものだと思った。ある意味至りつくせりである。これでは死ぬまで生活保護を受けたいと考える輩がどんどん出てきても不思議ではないと思うくらいだ。
反対にギリギリの境界線上を必至に生きている人間にはなんとシビアなことかと。。。
これが正しいのかどうかとホントによく考えさせられる。。。